6次産業事業体の設立

6次産業とは、農林漁業者(一次産業)、製造業者(二次産業)そして販売業者(三次産業)の3つを一貫して一企業で行う、新しい産業の形のことを表しています。

エブリシングは三次産業に属している企業ですが、前項でも記述していますが、エブリシングではこれまで、事業の6次産業化計画を進めてまいりました。

そして2018年11月29日に6次産業事業体として、株式会社つなぐファームを設立しました。

つなぐファームは、肉用牛の生産を行う生産部門と、その牛肉を使用した飲食店(焼肉店)経営を行う飲食部門から構成された6次産業事業体です。

つなぐファームの特徴

秋穂二島「杵崎の里」で『山口型放牧』を活かして放牧による肥育を行います。

まず第一に、つなぐファームが通常の肥育農家と違うところは、牛を牛舎に入れ育てるのではなく、『山口型放牧』を活用した放牧による肥育を行うことです。
敷地内でのびのびと牧草を食べさせるので、ストレスの少ない自然に近い環境で育てることが可能です。
もともと、秋穂二島で放牧による繁殖農家(肉用仔牛の生産)を行っている「杵崎の里」と提携・協力することにより、この肥育形態を確立することが出来ました。

山口型放牧とは

耕作放棄地で牛の放牧をすることで牛の飼養管理の省力化や農地保全をしていく山口県で積極的に推進されている放牧の形態です。

今後のプラン

  1. 史上初の「山口型放牧」による肥育畜産の実現
  2. 循環型農業の形成
  3. 自社ブランド化による商品の向上
  4. 耕作放棄地の再生対策
  5. 焼肉店5店舗の経営
  6. 野菜やその他畜産の生産
  7. 牧場を中心とした秋穂二島の観光地化

会社概要

会社名株式会社つなぐファーム
設立2018年11月29日
資本金6000万
代表取締役平重 敦嗣
本社〒745-0017 山口県周南市新町2-14 河島ビル1F
TEL:0834-32-5115/FAX:0834-32-5113
事業内容「山口型放牧」を一部取り入れた肉用牛の肥育
「山口放牧牛」を使用した飲食店経営
循環型農業の形成と観光イベント
役員及び責任者【代表取締役】平重 敦嗣
【取締役】立元 康彦
【取締役】徳原 一輝
【顧問】野島 義正
社員数3名(アルバイトスタッフ 40名)
取引銀行広島銀行
店舗全2店舗(2020年6月現在)
焼肉つなぐファーム 隅の浜店
焼肉つなぐファーム 湯田店